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[BOOKデータベースより]
SPECIAL ISSUE 台北 集まり方の流儀
[日販商品データベースより]1 CIT(臺北創新中心)コワーキングを「媒体」に持続可能なコレクティブ・インパクトを目指す
2 Gamania Group(橘子集團)「FAMILY」の価値観を土台に次世代の文化を築いていく
3 松山文創園區(ソンシャン・カルチュラル・アンド・クリエイティブ・パーク)元煙草工場の文化基地が台北のクリエイターを惹き付ける
4 Future Ward(未來産房)台湾のリソースで台湾にイノベーションを
5 Fieldoffice Architects(田中央聯合建築師事務所)リアリティに向き合う態度が独創的な思考を生む
6 Taiwan Startup Stadium(台灣新創競技場)海外で活躍できるスタートアップを独自のプログラムで育成
7 PDIS(行政院公共數位創新空間)オープンガバメントを推進し当事者たる若者に未来を託す
INTERVIEW 王沛然(ワン・ペイジェン)
WRAP‐UP テクノロジーと文創が交わる、その先へ―山下正太郎(本誌編集長)
自問される「集まる意味」
近年の観光人気、またビジネスシーンでは日本の老舗企業の大型買収、世界の電子工場などでより身近になった台湾。なかでも台北は政治、経済、文化の中心的な存在だ。ボヘミアンな大都市に暮らすような人たちにしては珍しく、台北の人たちから感じるのは「台湾らしさとは?」、もっと言えば「自分たちとは?」という存在意義を自問する姿勢だ。とみに若い世代を中心に、ひまわり学生運動のように団結と行動によって再帰的にアイデンティティを認識するような動きが見られる。ビジネスの分野では「文創」というマジックワードによって、元来あった工芸的価値観を現代に開花させることにもつながった。働く環境にもこうした思考が表れている。分散型の働き方の広まりや個人がネットワーク化される今、「集まる」という意味を捉え直すべき時が来ている。台北という都市に根付く集まる力は、これからの時代の大きなヒントになるだろう。