- 晩夏
-
少年短篇集
中公文庫 い37ー6
- 価格
- 946円(本体860円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784122069985
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[BOOKデータベースより]
たわいない遊びや美しい少女への憧れ、そして覚えず垣間見た大人の世界…。誰もが通り過ぎるが、二度と帰れない“あの日々”の揺らぐ心を鋭敏な感性でとらえた、叙情あふれる十五篇。表題作ほか「少年」「帽子」「赤い実」など教科書名短篇を含む、文庫オリジナル・アンソロジー。
[日販商品データベースより]「敵はおみかん食べている」
男と女が二人だけで山の中で蜜柑を食べている以上、きっと何事か始まるに違いないと思った――。(「白い街道」より)
若い男女を「敵」と見なして偵察するたわいない遊び、美しい少女への憧れ、覚えず覗き見た大人の世界……。無邪気で愛らしいだけでなく、時に冷徹な目で大人を観察する〈少年〉を主人公とした、叙情豊かな佳篇を収録。「晩夏」「少年」「帽子」など教科書名短篇を含む、全十四篇のアンソロジー。〈巻末エッセイ〉辻 邦生〈解説〉椎名 誠
【目次】
少年/蜜柑畑/晩夏/滝へ降りる道/投網/ざくろの花/黙契/白い街道/颱風見舞/帰郷/ハムちゃんの正月/馬とばし/帽子/魔法壜
〈巻末付録〉赤い実(『しろばんば』より)/少年に与える言葉(随筆)
〈巻末エッセイ〉辻 邦生 〈解説〉椎名 誠