- LIFE SCIENCE
-
長生きせざるをえない時代の生命科学講義
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784822288662
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[BOOKデータベースより]
老化をとめる可能性もあるノーベル生理学・医学賞を受賞した「オートファジー」。ノーベル賞受賞者の共同研究者であり、その権威による入門書。
#001 科学的思考を身につける(「科学的思考」はこれからの時代に欠かせない;病気も専門家任せではダメな理由 ほか)
[日販商品データベースより]#002 細胞がわかれば生命の基本がわかる(すべての生命の基本は、細胞;オードリー・ヘップバーンもオランウータンも細胞は一緒 ほか)
#003 病気について知る(病気のときは、必ず「細胞が悪くなっている」;体が昨日と今日で変わらないのは細胞のおかげ ほか)
#004 細胞の未来であるオートファジーを知ろう(オートファジーは、細胞を「若返らせる」機能;細胞の中のものを分解するのがオートファジー ほか)
#005 寿命を延ばすために何をすればいいか(寿命を延ばす5つの方法;寿命を延長することにはオートファジーの活性化が関わる ほか)
科学が発展しすぎた時代に、まどわされず、自分で考えるための基礎教養
人生100年と言われる時代ですが、それはただ寿命が延びただけの話。
寝たきりやアルツハイマーで何年も過ごさなければならないのが、いまの現状です。しかし、生命科学は「死ぬ寸前まで健康でいる」ために日々発展しています。
この本は、世界的生命科学者が、細胞の話といった生命科学の基本から、抗体やウイルスの話、そして、最先端の知見を、極めて分かりやすく教えてくれる本です。
どんな病気も「細胞」がまず悪くなることなので、基礎である細胞の理解をまず足掛かりに、この本を読み終わるころには、さまざまな「体」にまつわることが理解できるようになっています。
筆者は、2016年にノーベル賞を受賞して話題になって「オートファジー」の世界的権威でもあります。
オートファジーがわかれば、「細胞を新品にする機能」=「アルツハイマーや生活習慣病をなくす可能性がある」ことになるので、必然的に病気の最先端研究まで知ることもできます。
昔は医療にそんなに選択肢がなかったので、知らなくてもよかったのですが、現代は、医療はもちろん、生活にも生命科学は入りこんでおり、いちど学んでおかないと自分で判断ができません。
この本は、読み進むうちに「科学的思考」も身につくようにつくっています。この本を読み終わるころには、正しさを見抜く力、エセ科学やニュースにまどわされない力もきっと身についているはずです。