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[BOOKデータベースより]
日本にとって、中国にとって「中国思想史」とは何か/何でありうるか。中国思想を自己として、また他者として省みる複数の視線の交錯。現代中国の知性が、溝口雄三の方法から論じる。
第1部 歴史の「基体」を尋ねて(中国の歴史の脈動に真を求める(飢餓感と切迫感―生命感覚が躍動していた明末;「已むを容れざる」―妥協を許さない観念感覚;童心説―溝口雄三の思考方法;立論しないこと―求められる思想史の修練;「形而下の理」―オルタナティブな普遍の原理を求めて;方法としての中国―経験の奥にある構造的な想像力);中国の歴史の「ベクトル」(「自然」と「作為」の結合;人生に内在する形而下の理;中国の公と私;分有される法則―中国の歴史の基体;郷里空間と郷治運動))
[日販商品データベースより]何を論じれば中国思想を論じたことになるのか.それは日本人にとって他者なのか,自らをも顧みることなのか.現代中国の俊英が溝口雄三の方法や昭和史論争を読み解く,日中比較思想史の新展開.日中の彼此から歴史における客観性,政治,記憶のアクチュアリティをめぐる思索へと読者を誘う.