ゲスト さん (ログイン)
オンライン書店【ホンヤクラブ】はお好きな本屋での受け取りで送料無料!新刊予約・通販も。本(書籍)、雑誌、漫画(コミック)など在庫も充実
設計技術シリーズ
科学情報出版 西村書店(取次・東京) 三木拓司 道正志郎
点
序論アナログ回路とは高周波(RF)回路とはアナログフィルタ回路の設計法低雑音増幅回路の設計法ミキサ回路の設計法基準回路の設計法位相同期回路の設計法AD変換器の概要逐次比較型AD変換器の設計法ΔΣAD変換器の設計法
電子機器の発展は人々の暮らしに豊かさをもたらした。とりわけ、無線通信機器やセンサー機器の高性能化、小型・低消費電力化は、モバイル・ウェアラブル機器を普及させただけでなく、あらゆるモノがネットワークに接続するIoT(Internet of Things)時代を切り拓いた。無線通信やセンサー機能を実現するためには、アナログ回路や高周波RF 回路が必須である。元来、これらの回路は個別部品で実現されていたが、CMOS 半導体集積回路技術の発展により、極めて高い集積度でIC チップに実装可能となった。その結果、電子機器の小型化、低消費電力化、さらに、低コスト化が急速に進み、我々はいつでもどこでも簡単に人やモノ・環境とつながる手段を手に入れることができた。アナログ回路や高周波RF 回路は現代の電子機器には欠かせない回路であるが、現在それらを開発する設計者の数は十分と言えない。設計自動化が進むデジタル回路設計に対し、アナログ/ RF 回路設計はいまなお設計者個人の知識や経験に委ねられており、一人前の設計者を育成するために長期間を要すことがその主因である。しかし、製品ライフサイクルが短縮化し、設計期間を十分に確保できない昨今の開発現場において、設計者はできるだけ短期間で回路設計技術を身に着け、即戦力として活躍することが求められる。このような背景のもと、CMOS アナログ/ RF 回路の設計入門者が実際の開発現場ですぐに使える基礎知識や応用技術を盛り込んだ実践的な専門書が必要と考えて本書を執筆した。本書は、アナログ回路やRF 回路の設計者を志す大学生・大学院生、また、大学を卒業し企業で実際にCMOS アナログ/ RF 回路を設計する現場に配属された若手技術者、さらには、部署異動で新たに関連の設計開発にこれから取り組む技術者の方々を対象としている。できるだけ短期間にCMOS アナログ/ RF 回路設計技術を習得し、現場で活用できるよう、本書では実際の製品で搭載されている回路例を多く取り上げ、それらを設計する上で重要となる考え方や注意点を抽出した内容としている。
ページ上部へ戻る
この商品に寄せられたカスタマーレビューはまだありません。
レビューを評価するにはログインが必要です。
この商品に対するあなたのレビューを投稿することができます。
本好きのためのオンライン書店
Honya Club.comは日本出版販売株式会社が運営しているインターネット書店です。ご利用ガイドはこちら
中山雲水
価格:770円(本体700円+税)
【1988年01月発売】
福田務 田中洋一郎
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【1999年06月発売】
1位
又吉直樹
【2015年03月発売】
一覧を見る
[BOOKデータベースより]
序論
[日販商品データベースより]アナログ回路とは
高周波(RF)回路とは
アナログフィルタ回路の設計法
低雑音増幅回路の設計法
ミキサ回路の設計法
基準回路の設計法
位相同期回路の設計法
AD変換器の概要
逐次比較型AD変換器の設計法ΔΣAD変換器の設計法
電子機器の発展は人々の暮らしに豊かさをもたらした。とりわけ、無線通信機器やセンサー機器の高性能化、小型・低消費電力化は、モバイル・ウェアラブル機器を普及させただけでなく、あらゆるモノがネットワークに接続するIoT(Internet of Things)時代を切り拓いた。無線通信やセンサー機能を実現するためには、アナログ回路や高周波RF 回路が必須である。元来、これらの回路は個別部品で実現されていたが、CMOS 半導体集積回路技術の発展により、極めて高い集積度でIC チップに実装可能となった。その結果、電子機器の小型化、低消費電力化、さらに、低コスト化が急速に進み、我々はいつでもどこでも簡単に人やモノ・環境とつながる手段を手に入れることができた。アナログ回路や高周波RF 回路は現代の電子機器には欠かせない回路であるが、現在それらを開発する設計者の数は十分と言えない。設計自動化が進むデジタル回路設計に対し、アナログ/ RF 回路設計はいまなお設計者個人の知識や経験に委ねられており、一人前の設計者を育成するために長期間を要すことがその主因である。しかし、製品ライフサイクルが短縮化し、設計期間を十分に確保できない昨今の開発現場において、設計者はできるだけ短期間で回路設計技術を身に着け、即戦力として活躍することが求められる。このような背景のもと、CMOS アナログ/ RF 回路の設計入門者が実際の開発現場ですぐに使える基礎知識や応用技術を盛り込んだ実践的な専門書が必要と考えて本書を執筆した。本書は、アナログ回路やRF 回路の設計者を志す大学生・大学院生、また、大学を卒業し企業で実際にCMOS アナログ/ RF 回路を設計する現場に配属された若手技術者、さらには、部署異動で新たに関連の設計開発にこれから取り組む技術者の方々を対象としている。できるだけ短期間にCMOS アナログ/ RF 回路設計技術を習得し、現場で活用できるよう、本書では実際の製品で搭載されている回路例を多く取り上げ、それらを設計する上で重要となる考え方や注意点を抽出した内容としている。