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[BOOKデータベースより]
わたしたちが“責任あるもの”になるとき―『暇と退屈の倫理学』以降、お互いの研究への深い共鳴と応答、そしてそこから発展する複数の思考を感受し合いながら続けられた約10年間にわたる共同研究は、堕落した「責任」の概念/イメージを抜本的に問い直し、その先の、わたしたちが獲得すべき「日常」へと架橋する。この時代そのものに向けられた議論のすべて、満を持して刊行。
序章 「中動態」と「当事者研究」(「当事者研究」に先立つもの;「医学モデル」から「社会モデル」へ―パラダイムチェンジの背景 ほか)
[日販商品データベースより]第1章 「意志」と「責任」の発生(使い勝手の悪い日常言語;『中動態の世界』と当事者研究 ほか)
第2章 中動態と「主体」の生成(意志とは切断である;意思決定支援と欲望形成支援 ほか)
第3章 自己感・他者・社会(自己を維持するにはコナトゥスに逆らわねばならない;コナトゥスと退屈しのぎ ほか)
第4章 中動態と「責任」(「意志」と当事者研究;「使う」という哲学 ほか)
責任(=応答すること)が消失し、「日常」が破壊された時代を生き延びようとするとき、我々は言葉によって、世界とどう向き合い得るか。『中動態の世界』以前からの約10年にわたる「当事者研究」との深い共鳴から突き詰められた議論/研究の到達点。