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- 和紙のきほん
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- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784652203996
[BOOKデータベースより]
紙ってなんだろう
和紙と洋紙
和紙になる植物
和紙原料ができるまで
和紙ができるまで
和紙づくりの道具
和紙の基礎知識
和紙とはどんな紙なのか、洋紙と比べながら解説。質感・見た目・書き味・原料などの特徴が大きな写真でわかります。原料の栽培・加工から、和紙工房の紙すきの様子や道具まで、実際に産地で取材した写真をもとにくわしく紹介。
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「本美濃紙」「細川紙」「石州半紙」といった「和紙」が、2014年にユネスコ無形文化遺産に登録されました。世界でも注目が高まっている「和紙」とは、いったいどのような紙なのでしょう。私たちが普段使っている身近な紙は「洋紙」といい、木材パルプを使って機械ですいた西洋の紙です。「和紙」は、日本の伝統的な原料・方法で手すきした紙のことをいいます。そもそも「紙」とは、植物の繊維からできていて、厚みややわらかさ、手ざわりなど、さまざまな種類があります。身の回りにも、メモやノートといった記録する紙、本や新聞紙など読む紙、牛乳パックや紙袋など包む紙、ティッシュなどの拭き取る紙がありますね。「和紙」は日本で1000年以上も昔からずっと、手作業で作られていたもので、日本古来の植物が使われてきました。しかし、明治時代になって機械で作る「洋紙」が西洋から入ってきてからは、「洋紙」の方が日常的に使われるようになりました。この本では、「和紙」と「洋紙」の特徴、書きごこち、原料、作り方をそれぞれ比べて紹介しています。そして、「和紙」の原料となる植物のことや手間のかかる作り方が、写真と共に解説されています。「東日本の和紙」「西日本の和紙」に続く、シリーズ3作目の本作。「和紙」そのものの理解を深め、なかなか目にすることのない原料や道具も知ることができて、実際に手に触れてみたくなる。小学校での調べもの学習にオススメの写真絵本です。
(絵本ナビ編集部 )
和紙と洋紙の違いを紹介し、その後で、和紙の作り方について、詳しく紹介されています。
材料はこういうものを使うのだと見ることによって、ここからあんなにも繊細な和紙へと変貌していくのだと思うと、とても不思議ですし、先人の知恵が詰まっているなぁと感心させられます。
ものを作っていくことの素晴らしさが詰まった一冊になっています。(hime59153さん 40代・三重県 男の子9歳)
【情報提供・絵本ナビ】