- 戦国武将の土木工事
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彩図社
豊田隆雄
- 価格
- 1,430円(本体1,300円+税)
- 発行年月
- 2020年12月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784801304819

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[BOOKデータベースより]
インフラから読み解く武将たちの強さの秘密。織田信長は臨時に造られる陣城造りの名手だった、鉱山開発を援助して銀を軍事活用した毛利元就、山国出身の武田信玄が港湾整備を成功できた理由など、土木工事を通じて見る新しい戦国武将たちの姿。
第1部 経済発展を支えたインフラ事業(織田信長×安土城城下町―巨大経済圏の誕生を支えた織田信長の土木工事;武田信玄×金山―誤解されがちな武田家と金山開発の関係に迫る;上杉謙信×直江津―特産品を出荷する港湾都市の整備に着手 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 土木工事で戦に備える(織田信長×陣城―前線に造った臨時の城で敵をじわじわ攻め落とす;織田信長×石山本願寺―一向宗の建築技術が織田信長を苦しめ続けた;武田信玄×港湾拠点―ゼロから水軍をつくった信玄の港湾整備の秘訣 ほか)
第3部 領国経営の基盤を強化する(武田信玄×信玄堤―盛られ過ぎた信玄の治水事業の実態;北条氏×小田原―北条5代の土木工事で支配体制を盤石に;朝倉氏×一乗谷―足利将軍邸に範をとった時代を象徴した城下町 ほか)
優れた武将は戦に強かっただけではなく、土木工事にも力を入れていた!
城づくりはもちろん、都市設計や道路敷設、港湾整備や治水、資源開発など、あらゆる土木工事に関与していた戦国武将たち。折しも時代は技術革新を迎え、大規模な土木工事が可能になっていた。そうした技術を駆使しながら、戦国武将たちは武力に頼るだけでなく、周辺国の状況や領国の事情を勘案しながら、地道に土木工事を行っていたのだ。
本書ではそんな戦国武将たちの実情を、インフラ整備という視点から解明。「経済力」「軍事力」「領国における支配力」という三つの視点から、武将たちの強さに迫る一冊。