- 脱成長
-
文庫クセジュ Q1040
La decroissance- 価格
- 1,320円(本体1,200円+税)
- 発行年月
- 2020年11月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784560510407
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[BOOKデータベースより]
二十一世紀初めにフランスから世界へと普及した脱成長運動。その理論は、消費社会のグローバル化がもたらす破局的な未来を回避するために、真に持続可能な社会の構想を目指すことにある。本書は最新の議論を踏まえながら、歴史的背景、理論的射程、課題などを解説。
序章 起源と意味
[日販商品データベースより]第1章 なぜ消費社会から抜け出さなければならないのか?
第2章 脱成長の目的
第3章 誤解と論争
第4章 脱成長社会への移行を成功させる
終章 世界を再魔術化する
節度ある豊かな社会とは
「脱成長という語は、概念ではない。また、経済成長の対義語でもない。脱成長は何よりも論争的な政治的スローガンである。その目的は、我々に省察を促して限度の感覚を再発見させることにある。特に留意すべきは、脱成長は景気後退やマイナス成長を意図していないという点だ」(「序章」より)
21世紀初頭に提唱された脱成長理論は、消費社会のグローバル化がもたらす破局的な未来を回避すべく、真に持続可能な社会の構想を目指してきた。
本書は、脱成長論の歴史や論争に触れながら、脱成長の目的、消費社会から抜け出す理由、脱成長社会への移行などを提示し、この20年でヨーロッパ市民社会の中心に起きた議論を分かりやすく解説する。
経済成長なき「節度ある豊かな社会」とは? セルジュ・ラトゥーシュ脱成長論の集大成。