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[BOOKデータベースより]
「助けてほしい」が届かない!生きるために犯罪を選ぶしかなかった―。自分を守る術を知らない少女たちのリアルな言葉が胸を打つ!女子少年院経験者の著者が迫る少女犯罪の裏側。
序章 被害者だった少女たち
[日販商品データベースより]第1章 親に捨てられひとりで生きてきた―佳奈・18歳(覚醒剤使用)
第2章 保護から締め出された―その後の佳奈1
第3章 何かが満たされなかった―美和・18歳(パパ活・ホスト通いの虞犯)
第4章 母親に利用されていた―沙羅・19歳(窃盗・薬物乱用)
第5章 家族から拒絶された―遙香・17歳(美人局による恐喝)
第6章 人は変われる―その後の佳奈2
終章 やり直すことができる社会へ
「助けてほしい」が届かない!
少女はなぜ女子少年院に入ったのか――。自分も女子少年院経験者の著者が、覚醒剤、虞犯、窃盗、恐喝で収容された佳奈・美和・沙羅・遥香の4人の少女に取材し、犯罪に至る背景や出院後の人生に迫る。複雑な生い立ちや家庭環境など少女たちが語る赤裸々な言葉が胸を打つ。
18歳の加奈は親に捨てられずっと児童養護施設育ち。頼れる大人もないまま社会に出て覚醒剤使用で逮捕された。出院後も引受先から追い出されてしまう……。普通の人ならそんなことはしない、と自己責任の一言で切り捨てられがちな風潮だが、世の人が当たり前に思う「普通」の養育を受けていない子どもがいる。少年院は刑罰ではなく、そうした子どもに衣食住を与える学びの場なのだ。だが社会に出てからも、周囲の偏見や厳しい対応で挫折し、更生できないケースも多い。
厳しい現状を伝え、それでも理解者がいれば「人は変われる」と著者は訴える。