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[BOOKデータベースより]
多様なファン活動、アニメ産業の特性、それらを支える技術や制度、メディアといった多様な角度からアニメ研究と文化社会学の拡がりを捉え、両者の接続を試みる基本論集。
アニメを社会学する視点
[日販商品データベースより]1 アニメファンのさまざまな実践(アニメについて語ること―エスノメソドロジーとライフストーリー法の視座から;ファンカルチャーの理論―ファン研究の展開と展望;ファンとして歩むライフコース―「スレイヤーズ」ファンの事例から ほか)
2 アニメ産業を支えるさまざまなアクター(「大東亜共栄圏」のための「アイウエオの歌」―『桃太郎 海の神兵』の想定される観客をめぐって;軍事教育映画はいかにして制作されたか―視覚化の論理を手がかりに;非創造的なクールジャパン政策におけるアニメ産業―創造産業とアニメへの無理解 ほか)
3 アニメ産業を支える「技術」と制度・メディア(OVAという発明―「テレビ的なもの」の位置づけをめぐって;『ドラえもん』ブームにみるパロディー的想像力―1970年代後半〜80年代初頭の『コロコロコミック』(小学館)の分析を通じて;アニメブームのインフラストラクチャー―『機動戦士ガンダム』をめぐる放送格差と雑誌読者 ほか)
アニメについて社会学的な視点で考え、研究するために
多様なファン活動、アニメ産業の特性、それらを支える技術や制度、メディアといった多様な角度からアニメ研究と文化社会学の拡がりを捉え、両者の接続を試みる基本論集
本書は多様な課題について議論しながらアニメを社会学的に検討するために「娯楽」「産業」「技術・想像力」の結びつき方について検討する文化産業論的な試みである。こうした視点を通して、本書ではアニメ研究と文化社会学的な研究双方の研究の拡がりと両者の接続を試みている。アニメ研究でも文化社会学でも、読者が研究を進め考えていくうえで本書がその一助となることを望んでいる。(「序章」より)