[BOOKデータベースより]
『ぼくのとうさん』『わたしのおかあちゃん』は、親のしごとをモチーフに、実際の子どもの詩に着想を得て、物語にしました。ささやかだけど、お互いを思いやる日常のひとこまを描いた二つの作品は、わらいとなみだのなかに、とうさんと、おかあちゃんへの限りないエールであふれています。
[日販商品データベースより]『ぼくのとうさん』『わたしのおかあちゃん』は、それぞれ独立した作品です。
両作品とも、親のしごとをモチーフに、実際の子どもの詩に着想を得て、物語にしました。
「ぼくのとうさん」のしごとは、市の清掃車でのしごとです。
暑かったり、くさかったり、ときには残飯の水しぶきを浴びたりすることもあって、決して容易なものではありません。
そんなとうさんのしごとをバカにされた主人公(3年生)のこころの葛藤、またバカにしてしまった友人のこころの痛みと成長を「はたらくこと」の意義と尊さをとおして描きます。
「わたしのおかあちゃん」は、居酒屋で働きながら二人の子どもを育てています。
明るく元気なおかあちゃんですが、主人公(4年生)の女の子は、母親の働くことの苦労も理解しています。
ある日、平穏な三人の生活のなかに、居酒屋の店長さんが登場します。
他人を受け入れることへの不安と苛立ち、故人である父親への想いを家族の絆、社会とのつながり、将来への希望をとおして描きます。
ささやかだけど、お互いを思いやる日常のひとこまを描いた二つの作品は、わらいとなみだのなかに、「とうさん」と「おかあちゃん」への限りないエールであふれています。
同時に、「はたらくこと」や「しごと」を意識することで、「未来の自分」や「社会の一員としての自分」、
また人々とのつながりについて、考えるきっかけにもなると思います。
*社名のフロネーシスとは、古代ギリシアの哲学者、アリストテレスのことばで、
毎日の生活のなかで、善悪を分別し、状況に応じた適切な判断ができる実践的な知恵のことです。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- あわぶくのしょうたい
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2024年11月発売】
- マーシカちゃん
-
価格:1,540円(本体1,400円+税)
【2020年10月発売】
- おたまじゃくしのたまちゃん
-
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2014年02月発売】
「職業選択の自由ーー♪」とういCMが私が子供の頃流れていまして、子供心に口ずさんだりしていたのを今でも覚えています。
職業に差別はなく、どれも大切な仕事なのですよね。
でも実際には、優越を感じる方もいるのも事実な気もします。
働くことの意義、さまざまな職業があってこそ社会がまわっていること、親子で考えていきたいですね。
子供目線で考えることのできる良本に思いました。(まゆみんみんさん 40代・兵庫県 女の子11歳)
【情報提供・絵本ナビ】