[BOOKデータベースより]
古来、中国やインド、西洋からの影響を波状的に受けて育まれてきた日本の宗教文化。仏教・儒教・道教・キリスト教や様々な民間信仰をとりあげ、伝播の衝撃や受容の実態などを明らかにし、その歴史的意義を考える。
1 古代における宗教の伝播(王宮からみた仏教の受容と展開―七世紀から九世紀を中心に;穢れ観の伝播と受容;東アジアにおける山寺造営の思想;中国宗教習俗の受容と展開―奈良・平安時代を中心に;儒教の伝播と受容―古代・中世)
2 中世・近世におけるあらたな波の到来(遼・金・高麗仏教と日本;五代・宋時代の仏教と日本;禅思想と中世神道;近世における仏教の伝来―黄檗宗を中心に;中世・近世における道教信仰の伝播―媽祖崇拝の拡大を手がかりに;キリスト教の伝来と日本社会)
古来、中国やインド、西洋からの影響を波状的に受けて育まれてきた日本の宗教文化。仏教・儒教・道教・キリスト教や様々な民間信仰をとりあげ、伝播の衝撃や受容の実態などを明らかにし、その歴史的意義を考える。