- 新・資本主義論
-
「見捨てない社会」を取り戻すために
THE FUTURE OF CAPITALIZM
白水社
ポール・コリアー 伊藤真(翻訳)
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2020年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784560097878

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[BOOKデータベースより]
資本主義が本来持っていた倫理的・道徳的側面に着目し、経済学、政治学、哲学などの知見を幅広く援用しつつ、分断と対立によって底なしの不安に陥っている現代社会を立て直すための方策を提言する。
第1部 危機(新たなる不安)
[日販商品データベースより]第2部 倫理を回復するには(道徳の基礎―利己的遺伝子から倫理的集団へ;倫理的な国家;倫理的な企業;倫理的な家族;倫理的な世界)
第3部 包摂的な社会を回復するには(地理的格差―繁栄する大都市と破綻した都市;階級格差―すべてを「持てる者」たちと崩れゆく「持たざる者」たち;グローバルな格差―勝者と落伍者)
第4部 包摂的な政治を回復するには(二極分化を超えて)
分断と対立を克服するための処方箋
各国の社会は今、ナショナリズムやマルクス主義といった古びたイデオロギーやポピュリズムに流される低所得・低学歴層と、グローバル化する世界で利益を追求して豊かな暮らしを謳歌する高学歴エリート層とに分裂し、対立している―。そんな溝を埋め、資本主義をふたたび多くの人びとに豊かさと希望をもたらすものへと軌道修正していくにはどうすればよいのか。著者は、資本主義が本来もっていた責任感と義務感に基づく「助け合いの精神」の復興を説く。そして、そのためにはデジタル化の進展で希薄になり、価値観の相異から内部に対立さえ抱えるようになった国家や地域社会といったコミュニティの住人としての、アイデンティティーの回復が重要だと指摘する。
開発経済学の分野を牽引してきた第一人者ならではの深い洞察をベースに、かつて鉄鋼業で栄えながら深刻な状況に陥って回復の途上にある英国シェフィールドの労働者の家庭に育った個人的な体験も交じえながら、資本主義の倫理的・道徳的側面に着想を得た方策の数々を平易な言葉で述べる。グローバル社会を生きるあらゆる世代に向けて、未来への指針を具体的に提示した野心作。