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日本企業が本気でグローバル経営に挑むための基本の書
ダイヤモンド社 橋本勝則 昆政彦 日置圭介
点
第1章 グローバルマネジメントの変遷(「移動」がもたらしたグローバル化;一様ではないが、つながっている世界 ほか)第2章 組織の設計思想(大事なことは変わらない;古典的組織論が提示した分業、専門化、相互依存 ほか)第3章 ワールドクラスの経営行動―コーポレートの実像(コーポレートの役割;常に「先」を意識する経営の仕掛け ほか)第4章 ワールドクラスの経営行動―コーポレートのコア・ファンクション(ファイナンス;HR ほか)第5章 日本企業に向けた比較考察(成功の功罪:日本企業が変われない理由;日本企業の“気づき”のきっかけ ほか)
「海外で積極的に事業を展開し、手段としてのM&Aも功を奏し、年々、海外売上高比率が伸びている。うちももう立派なグローバル企業だ」と考えている方にお聞きしたい。あなたの会社は、次の3つの質問にYesと答えられますか。【質問1】世界中のキャッシュが数えられる【質問2】世界中のタレントが数えられる【質問3】自社の方向性を明確に示せる これらの問いに即座に答えることができるのが「真のグローバル企業」です。社会的に大きな価値を生み出す事業を通じて顧客や投資家を満足させ、独自の企業文化を支える従業員・パートナーなどあらゆるステークホルダーに喜びを感じさせ、きわめて高い収益力を維持する企業体を筆者らは「ワールドクラス」と呼びます。 ワールドクラスの経営陣は、試行錯誤しながら現在の姿をつくり上げています。その特徴は、「経営の基本動作」に表れます。 日本企業のなかには、ワールドクラスの「経営の基本動作」をベンチマークと称して集める傾向が見られますが、実際に模倣してみると、どこから手をつけたらよいかがわからないほど複雑で包括的で、結局扱いきれていないようです。そして、「外資だから」「トップダウンが効くから」「人を切れるから」と我彼の差を強調し、「できない言い訳」をする。自社のポジション(現実)を受け止め、自ら変わる必要性を自覚し、どう変わればいいかを真剣に考えない。それが、「グローバル化」を掲げる日本企業の現実です。 ワールドクラスは、学び続け、他者に先んじて手を打ちます。常に「未来の変化」を意識しています。勝つための意思決定は、簡単なことではありません。それなりに時間とお金をかけて戦略を練り込んでいる。だから、他社(者)が気づいたときはすでに行動に移っている、と見えるのです。日本企業が憧れる「スピーディな意思決定」は何層にも及ぶ努力の結晶であり、ワールドクラスの「経営の基本動作」の賜物なのです。
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[BOOKデータベースより]
第1章 グローバルマネジメントの変遷(「移動」がもたらしたグローバル化;一様ではないが、つながっている世界 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 組織の設計思想(大事なことは変わらない;古典的組織論が提示した分業、専門化、相互依存 ほか)
第3章 ワールドクラスの経営行動―コーポレートの実像(コーポレートの役割;常に「先」を意識する経営の仕掛け ほか)
第4章 ワールドクラスの経営行動―コーポレートのコア・ファンクション(ファイナンス;HR ほか)
第5章 日本企業に向けた比較考察(成功の功罪:日本企業が変われない理由;日本企業の“気づき”のきっかけ ほか)
「海外で積極的に事業を展開し、手段としてのM&Aも功を奏し、年々、海外売上高比率が伸びている。うちももう立派なグローバル企業だ」と考えている方にお聞きしたい。あなたの会社は、次の3つの質問にYesと答えられますか。
【質問1】世界中のキャッシュが数えられる
【質問2】世界中のタレントが数えられる
【質問3】自社の方向性を明確に示せる
これらの問いに即座に答えることができるのが「真のグローバル企業」です。社会的に大きな価値を生み出す事業を通じて顧客や投資家を満足させ、独自の企業文化を支える従業員・パートナーなどあらゆるステークホルダーに喜びを感じさせ、きわめて高い収益力を維持する企業体を筆者らは「ワールドクラス」と呼びます。
ワールドクラスの経営陣は、試行錯誤しながら現在の姿をつくり上げています。その特徴は、「経営の基本動作」に表れます。
日本企業のなかには、ワールドクラスの「経営の基本動作」をベンチマークと称して集める傾向が見られますが、実際に模倣してみると、どこから手をつけたらよいかがわからないほど複雑で包括的で、結局扱いきれていないようです。そして、「外資だから」「トップダウンが効くから」「人を切れるから」と我彼の差を強調し、「できない言い訳」をする。自社のポジション(現実)を受け止め、自ら変わる必要性を自覚し、どう変わればいいかを真剣に考えない。それが、「グローバル化」を掲げる日本企業の現実です。
ワールドクラスは、学び続け、他者に先んじて手を打ちます。常に「未来の変化」を意識しています。勝つための意思決定は、簡単なことではありません。それなりに時間とお金をかけて戦略を練り込んでいる。だから、他社(者)が気づいたときはすでに行動に移っている、と見えるのです。日本企業が憧れる「スピーディな意思決定」は何層にも及ぶ努力の結晶であり、ワールドクラスの「経営の基本動作」の賜物なのです。