- 肥満男子の身体表象
-
アウグスティヌスからベーブ・ルースまで
叢書・ウニベルシタス 1122
Fat Boys:A Slim Book- 価格
- 4,180円(本体3,800円+税)
- 発行年月
- 2020年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784588011221
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- イタリア古寺巡礼 ミラノ→ヴェネツィア
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2010年09月発売】
- 伝統と変革 20世紀の農村ロシア
-
価格:2,750円(本体2,500円+税)
【2023年11月発売】
- ナショナリズムを陶冶する
-
価格:1,650円(本体1,500円+税)
【2021年02月発売】
[BOOKデータベースより]
肥満男子(ファット・ボーイズ)が病的なものとしてだけでなく、文化的序列関係においてもしばしば下位におかれてきた背景を詳らかにし、さらに肥満という記号が性的、文化的、人種的差異と複雑に絡み合う文化表象となって、人々に創造性を与えてきたことも明らかにする。
序論 肥満は男の問題である
[日販商品データベースより]第1章 西洋文化史における肥満男子
第2章 肥満男子の文学と肥満男子を書くこと
第3章 最初の患者―『フォルスタッフ』
第4章 いかにして肥満探偵は思考するか(そして肥満悪人は行動するか)
第5章 肥満の野球選手、肥満男の身体
結論 肥満男子の未来に切り込む
文化、医学、法の領域において、いかにして肥満男子(ファット・ボーイズ)は表象されてきたのか。本書は、彼らが病的なものとしてだけでなく、文化的序列関係においてもしばしば下位におかれてきた背景を詳らかにし、さらに、アウグスティヌス、サンチョ・パンサ、フォルスタッフらの奇妙な歴史から肥満探偵、肥満の野球選手まで、肥満という記号が性的、文化的、人種的差異と複雑に絡み合う文化表象となって、人々に創造性を与えてきたことも明らかにする。