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[BOOKデータベースより]
アニミズムは「原初の人間の心性」として過去のものとされてきた。しかし、そこには、人間の精神を豊かにするヒントが隠されているのではないか。文学、哲学の大胆な解釈とフィールド経験を縦横に織り合わせて、「人間的なるもの」の外へと通じるアニミズムの沃野を探検する。
こんまりは、片づけの谷のナウシカなのか?
[日販商品データベースより]風の谷のアニミズム
川上弘美と“メビウスの帯”
壁と連絡通路―アニミズムをめぐる二つの態度
往って還ってこい、生きものたちよ
東洋的な見方からアニミズムを考える
宮沢賢治を真剣に受け取る
まどろむカミの夢―ユングからアニミズムへ
純粋記憶と死者の魂―ベルクソンとアニミズム
記号論アニミズム―エドゥアルド・コーンの思考の森へ
人間であることの最果て―語りえぬものの純粋経験
人間だけに閉じた世界にアニミズムはない
息苦しいこの世界からの出口は、ある。
片づけコンサルタント「こんまり」のメソッドは、
自分とモノとの純粋な対話ではなく、自分自身との対話を目指すものなのではないか。
アニミズムとは、地球や宇宙における存在者のうち、人間だけが必ずしも主人なのではないという考え方だとすれば、自分との対話を目指すのは、人間のことだけしか考えていないという意味で、真のアニミズムとは呼べないのではないか。
本書の出発点は、ここにある。
アニミズムは「原初の人間の心性」として過去のものとされてきた。
しかし、そこには、人間の精神を豊かにするヒントが隠されているのではないか。
文学、哲学の大胆な解釈とフィールド経験を縦横に織り合わせて、「人間的なるもの」の外へと通じるアニミズムの沃野を探検する。
人間が世界の「主人」をやめた時、動物、モノ、死者との対話がはじまる。