[BOOKデータベースより]
労働経済の基礎からていねいに解説し、女性労働、高齢者雇用、第4次産業革命と労働など、いま労働市場で起こっているホットな問題まで読み解く。
第1部 基礎編(労働経済学とは何か;労働供給;労働需要;失業;賃金;労働時間;労働市場における情報の役割)
第2部 応用編(経済の構造変化と雇用・労働市場;高齢者雇用の経済分析;女性雇用の経済分析;人的資本投資;第4次産業革命と労働;労働力のフロー表;雇用調整;労使関係)
多くの人々が生活の糧を得ている労働は、企業の利潤や一国の豊かさの源泉にもなっている。この労働に関わる事柄を経済学的に理解し、現実的に起こっている問題を考えてみようという教科書。
労働経済学の基本的考え方を示す基礎編の第T部と,その労働経済学を使って現実の問題を考えてみる応用編の第U部という二部構成になっている。
とくに第U部は、少子高齢化時代の女性労働、高齢者雇用、第4次産業革命と労働、非正規雇用と人的資本投資など、いま最もホットなテーマを真正面から扱っており、それらの問題について、経済学的な観点と現実をつきあわせて考えるために最適な書。