- 大仏師運慶
-
工房と発願主そして「写実」とは
講談社選書メチエ 732
- 価格
- 1,925円(本体1,750円+税)
- 発行年月
- 2020年09月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784065211656
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[BOOKデータベースより]
鎌倉時代の大仏師、運慶とはいかなる存在だったのか。定朝を祖とする正系仏所の流れを汲み法印にまで上り詰めた運慶。朝廷・幕府という二元的支配構造による時代の大きな変動期、院・天皇・将軍・御家人など各種パトロン層の依頼を受けて東大寺・興福寺の復興、東寺、願成就院などの様々な造像に関わった、その実情と、工房主宰者としての制作力とは?後に「天才」とも冠される運慶の実像に迫る。
第1章 造像と仏師
[日販商品データベースより]第2章 運慶論の形成と鎌倉時代彫刻史
第3章 「運慶作」の実情―仏像の制作と工房
第4章 背景としての社会構造と造像及び仏師―運慶はいかなる存在か
第5章 鎌倉新様式とは―「写実的」表現と本覚思想
第6章 運慶の事績上の問題点
鎌倉時代の大仏師、運慶とはいかなる存在だったのか。
定朝を祖とする正系仏所三派中の奈良仏師に連なる運慶。
朝廷・幕府という二元的権力構造による時代の大きな変動期、
院・天皇・将軍・御家人など各種パトロン層の依頼を受けて
東大寺・興福寺の復興、円成寺・願成就院などの様々な造像に
関わった実情と、工房主宰者としての実力とは?
後に「霊験仏師」「天才」とも冠されることになる運慶の実像に迫る。