- 色にや恋ひむひひらぎ草紙
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2020年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784094068153
[BOOKデータベースより]
妹に婚約者を奪われ、母親に勧められるまま後宮で働くことになった淑子。真面目な性格ゆえ、愛嬌がなくて刺々しい『柊の典侍』と呼ばれたり、同僚に煙たがられたりしながらも、常に祈然とした態度の淑子は、女同士の争いが絶えない後宮で、揉めごと解決に頼れる存在となっていく。そんなある日、初めて顔を合わせた新任の蔵人、源誠明から求婚された淑子。彼は東宮の嫡子でありながら臣籍降下した、いわく付きの人物。突然の求婚に戸惑いながらも、心をざわつかせる淑子だが…。後宮を舞台に、複雑に絡みあう恋を描く、深山くのえの平安恋絵巻!
[日販商品データベースより]後宮で複雑に絡み合う恋を描いた平安恋草紙
同じ屋敷に暮らす妹に婚約者を奪われてしまった淑子。公卿である父親が勝手に決めた相手だったとはいえ、妹は恋の勝者と勝ち誇り、女房たちは腫れ物に触るような態度をとってくる。厄介な状況に疲れ果てた淑子は、家を出て、典侍として後宮で働こうと決めた。
そして月日がたち――生真面目な淑子は、愛嬌がなくて刺々しい『柊の典侍』だと煙たがられながらも、いまや後宮を仕切る立派な典侍に成長。女同士の争いが日常茶飯事な後宮で、揉め事解決になくてはならない存在になっていた。
ある日、典侍として仕事上のやりとりが多い五位の蔵人に、二人の新任者がやってくる。そのうちの一人が妹の夫となった元婚約者だと知り、憂鬱になる淑子。彼と顔を合わせないようにと願いながら、蔵人所に向かった淑子は、もう一人の新しい蔵人、源誠明と対面する。誠明は、東宮の嫡子でありながら臣籍降下した人物。宮中では難しい立場の誠明だが、なぜか淑子のことをよく知っている様子。そのうえ、誠明は唐突な言葉を淑子に告げた。私と、結婚してください――。
後宮を舞台に複雑に絡みあう恋を描く、深山くのえの平安恋草紙!
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