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[BOOKデータベースより]
あの人のいないのが、いまだにつらい…。いつまでも癒えないその悲しみは、病気かもしれない。WHOが新たに認定した「遷延性悲嘆症」とはどんな病気なのか。どうすれば立ち直れるのか。こじれた「喪のプロセス」をどう解きほぐすか。
プロローグ 閉じ込められた悲しみ
[日販商品データベースより]第1章 始まらない喪、明けない喪
第2章 死別後シンドローム―喪の悲しみが病いになる
第3章 こんなとき・こんな人が要注意
第4章 死別後シンドロームで苦しまないために
第5章 死別後シンドロームから抜け出すために
エピローグ 悲しむ力
大切な人を亡くした後、悲しみに沈んで一時的に眠れなくなったり、食欲がなくなったりするのはよくあること。ところが、その悲しみがいつまで経っても癒えず、日常生活に戻ることができない人がいる。あるいは、心の奥に封じ込めていた死別の悲しみが、数年後になって突如あふれ出し、心や体の深刻な不調となって姿を現すこともある。
「死別後シンドローム」とは、かけがえのない人との死に別れをめぐる悲しみが、やがて心身の深刻な不調に進んでしまう病気である。表に現れる症状は、抑うつ、不眠、幻聴・幻覚、アルコール依存、自殺念慮や、体の痛みなどだが、原因は心の中で「喪のプロセス」がうまく進んでいないことにある。正式な病名は遷延性悲嘆症。世界保健機関(WHO)国際疾病分類の2019年改訂版に追加されたばかりの病気だ。
本書は、まだ広く知られていない「死別後シンドローム」について、多くの患者に向き合ってきた精神科医が書き下ろした一般向けの解説書。「死別後シンドローム」とは一体どんな病気なのか、どうしたら防いだり、回復したりすることができるのかを、豊富な症例と最新の知見に基づいて分かりやすく解き明かしていく。
大切な人を喪って深い悲しみに沈んでいる人、死別の後に原因不明の不調で悩んでいる人、そして彼らに寄り添っている人たちに、この病気への向き合い方を指し示す。