- 文系大学院をめぐるトリレンマ
-
大学院・修了者・労働市場をめぐる国際比較
高等教育シリーズ 177
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784472405938
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[BOOKデータベースより]
従来の日本の学歴社会論とは全く異なる状況を示している文系大学院。その姿を多面的に論じる。
学歴社会論と日本の大学院
[日販商品データベースより]第1部(大学院の需要・供給の現況―マイクロ・マクロデータを用いた進学・就職・収入に与える影響要因の分析;日本の教職労働市場をめぐるガバナンス改革―国立大学法人における教職大学院一斉移行の事例分析;社会科学系修士課程大学院生の能力獲得―教員のレンズを通して;組織内弁護士の活躍と法曹養成の未来)
第2部(企業の文系大学院修了者の採用行動;文系大学院修士課程修了者の採用の論理―その幻想と現実)
第3部(アメリカにおける文系修士課程の機能拡大;中国の大学院進学熱;中国における修士修了者の労働市場での評価)
本書の要約と残された課題
なぜ、文系修士課程修了者は労働市場で評価されがたいのか。その問題は「大学院教員」「雇用者」「大学院生」の3者間に存在する齟齬にあると仮定し、アンケートやインタビュー調査からその構造を解き明かしていく。国内の動向だけではなく、米国や中国での近年の動向もあわせて紹介、多様な視点を提供する。