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[BOOKデータベースより]
日本人よ、日本の未来よ、かくあれかし(このようにあってほしい)…。大和に生まれ、半生を神前奉仕にささげた著者があらまほしき日本の姿と日本人の幸せを考える、48のエッセイ。
第1章 「誇り」と「決まり」を大切にする(霞の奥―日本人よ、今こそ誇りを取り戻せ;なれのはて―幸せな最期を迎えるために ほか)
[日販商品データベースより]第2章 神・仏・祖先をうやまう(奥の奥―上を目指せば限界がくる;儀式の解説―想いを未来に伝える ほか)
第3章 自分のふるさとを知り、愛する(京の雅と奈良の鄙―違いを楽しもう;不浄の掟―忘れ去られていた敬意 ほか)
第4章 人の話を我が事として考える(海苔の顔―自分を醸成させること;職人の矜持―技と良心を大事にする ほか)
藤原氏の氏神であり、1300年の歴史をもつ春日大社(奈良市)で長年権宮司を務められた岡本彰夫さん。日本の文化・しきたりについての深い知識と、神さまに使える神職としての長い経験に裏打ちされたわかりやすく優しいことばで、多くのファンを持ちます。
岡本さんがつづる東海道新幹線の車内誌「ひととき」の連載エッセイ「奈良その奥から」を中心に、書下ろしを含めて48の掌編を収録。日本を憂う話、神さまと人とのふれあいの話、奈良での日々の話……どれも日本の未来に携えたい話ばかりです。
あわせて奈良を舞台に活躍する映像作家、保山耕一氏の情感あふれる風景写真を多数、納めています。