- 人口と健康の世界史
-
- 価格
- 6,050円(本体5,500円+税)
- 発行年月
- 2020年08月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784623090143
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[BOOKデータベースより]
いまこそ考えたい人口と疫病・医療・公衆衛生の歴史。長い歴史のなかで人類の生存を左右してきた「人口」と「健康」。二つのアプローチから日本史・世界史を多角的に考察する。
第1部 人口の世界史―「人口転換」論を超えて(狩猟採集社会の人口学的分析;近代に向かう人口と環境―ヨーロッパ、特にドイツを中心に;近世日本の人口戦略;アイルランド大飢饉―一九世紀北大西洋世界への位置づけ;ジェンダーとリプロダクションからみる中国の人口史―家父長制家族から一人っ子政策へ;現代アジアの少子高齢化)
[日販商品データベースより]第2部 健康の世界史―「疫学的転換」論を超えて(疫病と公衆衛生の歴史―西欧と日本;工業化・都市化と結核;ハンセン病者の社会史―日本の“近代化”の中で;精神医療の歴史学とその射程―医のまなざしと病者の主体性、バイオとソーシャルをめぐって;眠り病と熱帯アフリカ―近代医学の描く「文明」と「自然」;コレラと公衆衛生―帝国植民地の比較史;フィラリアの制圧と二〇世紀日本の熱帯医学―風土病の制圧から国際保健へ;「帝国医療」から「グローバル・ヘルス」へ―マラリア対策に焦点を合わせて)
いつの時代も人類の生存を大きく決定してきた、量的側面としての「人口」と質的側面としての「健康」。本書は、この二つのアプローチのもと日本史・世界史における諸問題を検討する。新型コロナウイルスという新しい感染症の脅威に直面し、世界史的な転換点となるかもしれないとさえ言われているいま、人口、そして感染症とそれに対する医療・公衆衛生をめぐる人類の歩みを多角的に考察する。