- 宮沢賢治『銀河鉄道の夜』と宇宙の旅
-
天文学者が解説する
光文社新書 1076
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2020年07月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784334044831
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[BOOKデータベースより]
『雨ニモマケズ』『注文の多い料理店』『春と修羅』などの作品で知られる宮沢賢治(一八九六‐一九三三)は、生誕から一二〇年以上が経った現在でも多くの人に愛され、影響を与え続けている。仏教信仰と農民生活に根ざした創作を行い、作品中に登場する架空の理想郷に郷里の岩手県をモチーフとして「イーハトーブ」と名づけたことでも知られるが、賢治は三七年という短い生涯で膨大な作品を遺した。本書では『銀河鉄道の夜』をテーマに賢治の宇宙観に迫る。このユニークな童話はどのように構想されたのか。賢治は宇宙に何を見ていたのか。天文学者による、これまでにないアプローチ。
第1章 『銀河鉄道の夜』と賢治の時代(賢治とは;賢治の時代の天文学;賢治の時代の物理学;『銀河鉄道の夜』;子持ち星雲のうずまき)
第2章 『銀河鉄道の夜』を読む(午后の授業;活版所;家;ケンタウル祭の夜;天気輪の柱 ほか)