この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 火星の旅人
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2020年01月発売】
- ウィリアム・ジェイムズのことば
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2018年06月発売】
- アメリカを作った思想
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2021年07月発売】
- 精神について 改装新版
-
価格:2,137円(本体1,943円+税)
【1996年12月発売】
- 真理
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2016年05月発売】
[BOOKデータベースより]
長いあいだ忘れられていたグノーシスの宗教の象徴言語や教義を、従来の研究とグノーシス文書を踏まえて総合的に探究する。今日の人間精神と思考に改変を迫る書。1986年に出版され版を重ねた同書に、ハンス・ヨナスによる英語版第3版への序文を追加した増補版。
序論―ヘレニズムにおける東方と西方
[日販商品データベースより]第1部 グノーシスの文学―主要教義、象徴言語(グノーシスの意味とグノーシス運動の広がり;グノーシス的イメージとその象徴言語)
第2部 グノーシス主義の諸体系(シモン・マグス;『真珠の歌』;世界を創造した天使たち。マルキオーンの福音; ヘルメス・トリスメギストスのポイマンドレース;ヴァレンティノス派の思弁;マニによる創造、世界史、そして救済)
第3部 グノーシス主義と古典精神(コスモスのギリシア的評価とグノーシス的評価;ギリシアの教説とグノーシスの教説における徳と魂;グノーシス主義の領域における最近の発見;エピローグ―グノーシス主義、実存主義、ニヒリズム)
長いあいだ忘れられていたグノーシスの宗教の象徴言語や教義を、従来の研究とグノーシス文書を踏まえて総合的に探究する。今日の人間精神と思考に改変を迫る書。
1986年に出版され版を重ねた同書に、ハンス・ヨナスによる英語版第3版への序文を追加した増補版。
「グノーシスの諸宗教が述べている人間の存在の分裂と散乱は、今に始まったことではなく、人間が過去・現在・未来という時間と、自と他、または主と客という空間の概念を持ち、因果律に従う意識を育て、これを律する自我に目覚めて以来のことである。自我は必然的に、時空を離れ、因果律では解決できない多くのものを排除してきた。その結果、人間の存在の亀裂はますます深まり、散乱した心魂は疎外感に悩まされるようになった。こうして、ルネサンス以降、急速に発展した近代自我に問題が生じることになった。」(「訳者あとがき」より)