[BOOKデータベースより]
なぜ、その決断ができるのか?経営学の第一人者が読み解く、経営の論理。
序章 ロジカルシンキングから「直感・論理・哲学」へ
第1章 決断に至る三つのステップ
第2章 直感、論理、哲学、すべてを使う
第3章 直感が、発想を豊かにする
第4章 直感を刺激し、直感を回転させる
第5章 検証のベースは、論理
第6章 仮説を育て、論理の肝を押さえる
第7章 跳躍できるための、哲学
第8章 哲学がもたらす、安定と奥行き
第9章 定型思考から、「バカな」と「なるほど」へ
終章 直感を磨く、論理を鍛える、哲学を育む
決断と実行の集合体が経営なのである
企業の全体の方向性を決めるような戦略の決断、あるいは後継者人事の決断、大型買収の決断、海外進出の決断……。
経営者はさまざまな決断を下さなければならない。
そして、決断を下すのは、経営者だけではない。組織の中のそれぞれの立場の人が、大なり小なり「自分にとっては決断」というべき行為をとっている。
多数の決断と実行の集合体が、経営であり、組織なのである。
決断には、発想、検証、跳躍、この3つのステップが必要である。まず発想、次にその発想の適切さの検証、そして最後に迷った末の跳躍である。この3つのステップを支えるものが、直感、論理、哲学である。
直感で発想し、論理で検証し、哲学で躍進する
直感で発想し、論理で検証するのは、読者みなさんの納得を得やすいだろう。なぜ哲学が決断の本質である最後の跳躍に必要なのか。「思い切る」「見切る」という跳躍らしい行為を人が行なうためには、単に論理的な正しさに加えて、哲学がなければ跳べないからである。とくに、大きな決断であればあるほど、哲学の支えを必要とするだろう。
本書は、直感、論理、哲学、この3つの要素がどのうように影響し合い、支え合っているのかを明らかにしつつ、経営の知的思考の本質を明らかにしていく。
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