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[BOOKデータベースより]
訪日外国人は「言葉の壁」で困っている!“観光先進国”日本がとるべき言語政策とは。
第1部 観光現場の言語に何が起こっているのか(言語景観とは何か―まちにあふれる言語;観光地における言語対応―まちなかの取り組み;観光接触場面における日本語―人気旅館からの考察;タイ英語学習のすすめ;観光と地域変容―ニセコ観光圏の事例)
[日販商品データベースより]第2部 観光を深化させる言語政策(観光政策と言語;外国語ガイドをとりまく現状と課題;1964年東京オリンピックの言語政策遺産;観光と言語のバリアフリー;海外における観光教育と言語)
第3部 観光言語の将来(観光資源としての言語―奄美から「戦争の記憶」まで;観光言語学は成り立つのか―移民言語から観光言語へ)
外国人観光客が増える中、交通機関やホテルの多言語表示だけではもう間に合わない。「観光先進国」日本にふさわしい言語観とは。観光現場の言語対応、地域変容などを紹介し、「観光言語学」確立の可能性を探る。観光学に携わる人に。
■「はじめに」より
観光は非日常的な空間への移動をともなうため、そこでは必然的に異文化との接触、交流が生じます。つまり、「観光」と「言語」が密接に関係してくるわけです。言語を用いたコミュニケーションの取り方、言語の社会性や言語を使う権利(言語権)などは、外国人、日本人の区別なく考えるべき観光と言語のテーマといえます。日本が観光先進国をめざし、観光を深化させていくには、この根源的な問題領域と向かい合う必要があるのです。このような思いから本書を企画し、観光現場に赴いて研究をされている方々にご執筆いただきました。
観光学とその関連領域に関わっている学生の皆さんに、そして日々観光の現場に立っている方々や、マネジメントをしている方々にとって、本書が日常の問題解決のヒントになればと願っております。