- 論理と集合
-
数学を理解するための基礎
- 価格
- 3,080円(本体2,800円+税)
- 発行年月
- 2020年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784883256853
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[BOOKデータベースより]
大学の数学につまずく前に読んでおきたい1冊。現代数学の基礎を築いた論理と集合の深い関係を解説する。知っている、わかっていると思い込んで省いてしまった基礎をもう一度学び直したらどうだろうか。
第1部 論理(命題論理;述語論理;証明の方法)
[日販商品データベースより]第2部 集合(集合の基礎;集合の演算)
第3部 集合上の関係(関係;写像と関数;特性関数;順序)
高校数学と大学数学の間にあるといわれる大きなギャップとは、何だろうか。著者は自分の体験から理数系学部で学ぶ数学のベースにある最も重要な考え方は、論理学とそこから導かれた集合論にあると考えた。高校ではていねいに教えられず、大学では既習のこととして詳細な議論を省くことが多いのではないか。
こんな思いから高校数学を学んだ理数系志望の学生ならじゅうぶんに読みこなせる「論理と集合」の解説書がうまれた。
本書はれっきとした数学の本である。術語や記号をていねいに定義し、例示・例題により理解を補い、簡潔で汎用性の高い定理へと導いてくれる。大学では演習問題として片づけられることが多い定理の証明も、本書ではじつに細かく示される。
基本的に「定義」と「定理」を厳格に積み重ねていく構成であるが、堅苦しさはない。大学数学の論理にちょっと抵抗を感じたら、本書が程よい道しるべになってくれるであろう。