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[BOOKデータベースより]
旗手
[日販商品データベースより]開かれた窓
お前が水晶体を破壊するのを見守る珍しい文具を指で躍らせて終わるだけの生きかた
ダンスする食う寝る
ミセス・チャップリンは、日がな一日舟を漕ぎ、あがりで蟹を購い蟹を食む
あたらしいラジオ
直前
焼け落ちてゆく秋の雨傘が
今
きっとでたらめ
色をつける〔ほか〕
わたしの喪失か/あるいは/あなたたちの喪失か
窓枠を窓と定めている昨夜の
一つの結晶を問うための旅に出る(「ひかりの街」)。
「見開け/俺は少し怖い、俺は少しワクワクしている、俺は少し知りたい/生きているのに生きながら勝手に死に続けるな」(「旗手」)。
不穏な生のありようを肯定し、闇からひかりへ、破れ目を恐れず言葉を放ってゆく。4年ぶりの第2詩集。装幀=中島浩