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[BOOKデータベースより]
序章(師宣研究史;本書の視点と意図)
[日販商品データベースより]第1章 山東京伝による師宣考証(『浮世絵類考』における師宣評価;寛政から文政期における師宣流行 ほか)
第2章 師宣における既成画派の学習(菱川師宣の狩野派学習について―「雑画巻」を中心に;師宣の岩佐派学習 ほか)
第3章 師宣における古典画題の受容と変容(師宣における源氏絵制作;菱川師宣による徒然草図制作 ほか)
第4章 師宣による新画題の作成とその普及―名古屋山三郎物語の絵画化(師宣の「名古屋山三郎絵」制作;英派における「名古屋山三郎絵巻」の受容と変容 ほか)
終章
浮世絵の祖とされる菱川師宣。その画業と後世での師宣評価を作品・資料を通して詳細に検証し、当世風俗と古典画題双方に通じ、「日本画師」「大和絵師」と自ら称した師宣の実像を明らかにした。師宣が古典を当世化・好色化・滑稽化する浮世絵の趣向を主導し、後の浮世絵師たちに古典との関りを方向づけた点や師宣が作り出した画題を英一蝶率いる英派が展開したことなど詳述する。