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- 北区の太
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快作
連続殺人事件を刑事と新聞記者という異なる立場で追いかける、2人の主人公。まずは、己が存在意義を問いかけながら、またそれぞれ組織の中で上司との軋轢に悩みながら、自分なりの解決(心の整理)をして、成長して行く過程を追いかける。社会人になってまだ日が浅く、自身のやっている仕事に悩んでいる人に是非読んで欲しい。勇気が貰えること確実(と思う)。自身の仕事に真摯に向き合い、矜持を持って臨めば、いつかはこの2人のような境地に至れるのではないか。それには、その所属している組織の内外で、支えてくれる人の存在も必要ではあるが。情熱迸る(作者、主人公たちの)快作。
[BOOKデータベースより]
入社2年目の報日新聞記者・永尾哲平は、千葉県下で起きた猟奇的な連続絞殺事件の取材を始める。捜査情報をつかめずに苛立つ記者クラブは県警批判を開始。犯人逮捕の手がかりを得られない県警は、ある取引を報日新聞に持ち掛ける。記者の永尾と県警一課の刑事・津崎庸介。2人は交錯する2つの使命に揺れ動く。
[日販商品データベースより]【ぶつかりあう報道と捜査の信念!元新聞記者の著者が描く傑作ミステリ!】
千葉県下で起きた連続猟奇殺人事件。
入社2年目の報日新聞の記者・永尾哲平は事件直後の聞き込みで、被害者2人を知る不審な男・魚住優に偶然接触する。
その後、魚住は失踪。県警一課の津崎庸介も重要参考人として、魚住の後を追う。
捜査情報をつかめずに苛立つ記者クラブは県警批判を開始する。犯人逮捕の手がかりを得られない県警は、ある取引を報日新聞に持ち掛けるが――。
永尾と津崎、2人は交錯する2つの使命に揺れ動く。
▼事件持ち
自分の持ち場で頻繁に大きな事件が発生する記者を表す単語。揶揄でもあり、大きなヤマを踏めるわずかばかりの羨望も混ざっている。
警察とマスコミの双方に存在理由を問う真摯な姿勢。唸るほどの終盤の畳みかける展開。一作ごとに実力をつけてきた著者の熱量の高い力作だ。
――三橋曉さん(書評家)
なんたる臨場感、凄い!フェイクニュースはびこる今だからこそ、この作品が必要!
――内田剛さん(フリーランス書店員)