- 中世石造物の成立と展開
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- 価格
- 11,000円(本体10,000円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784862152060
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[BOOKデータベースより]
第1編 東アジア交流と中世日本の石造物(造形・技術・石工の日中交流;浙江石材と日本中世;石造層塔からみた日本と朝鮮半島;韓国の百済様式石塔と日本の石造層塔についての考察;キリシタン墓碑とその影響)
[日販商品データベースより]第2編 中世石造物の成立と地域的展開(京都系宝篋印塔の展開;山陰の石造物概観と倉吉古石塔の編年について;山陰における凝灰岩製石造物の展開;阿波の往生人板碑;九州における初期石塔の成立と展開;南関東に残る西日本製石造物)
第3編 石造物研究の方法(香川県の凝灰岩採石場跡と中世石造物文化;石造物研究と帯磁率・放射線測定;中世石造物を受容すること;熊本県八代市米家層塔の調査報告;石造物の三次元計測;大悲山石仏)
第4編 歴史研究と中世石造物(清和源氏石川氏の南奥定着と岩法寺五輪塔・曲木板碑群;東国武士団の西遷・定着と造塔活動;中世相良氏の造塔行為;肥後国勝福寺古塔碑群と須恵氏関係資料;戦国期肥前の起請文の神文よりみた在地社会)
本書では、日朝韓の石造物を素材として、中世日本の文化・技術の形成の有り様とその地域的展開について多面的に追究するなかで、東アジア交流の中で日本中世石造物がどのように成立して、九州から南奥にかけての列島各地にどのような展開を見せたのかに迫っている。