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[BOOKデータベースより]
第1章 私の入信と脱会体験(一九九三年、東京―プロローグ;人生の目的―教団との邂逅;受験失敗―孤独と喪失 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 なぜ人はカルトに惹かれるのか(カルトに入る時期や入信者の傾向はあるのか;宗教にニセモノと本物の違いはあるのか;なぜ「正しさ」に依存するのか ほか)
第3章 どうしたら脱会できるのか(どうして脱会する必要があるのか;脱会という「正解」を押しつけていないか;カルトのことを偏見の目で見ていないか ほか)
「これで、迷わず生きていけると思った」
自らも学生時代に入信脱会を経験し、アレフ(オウム真理教の後継団体)脱会支援に携わる著者は、信者に共通する正しさ依存の心理に注目する。
同時に、決してカルトに限らない問題なのではないかと気づいていく。
人は皆、何らかの正しさを握りしめて生きているのではないだろうか。
カルトに入る人と、入らない人との間に、はたして違いはあるのだろうか。
どうすれば、カルトから脱会できるのだろうか。
入信から脱会までの自身の体験を糧に信者と向き合い、「脱会とは、迷いなが生きる勇気を持つこと」とエールを送る。
[目次より]
はじめに
第一章私の入信と脱会体験
第二章なぜ人はカルトに惹かれるのか
第三章どうしたら脱会できるのか
あとがき
参考文献
カルト問題の相談先