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[BOOKデータベースより]
往生極楽を目指した人々。平安時代に芽生え、やがて社会全体に広がった「お迎え」の信仰。その光と闇に迫る。
1 日本往生極楽記(序;聖徳太子―日本仏教の開祖、妃とともに往く;行基―大仏建立の立役者、鬼も認める極楽往生 ほか)
[日販商品データベースより]2 続本朝往生伝(一条天皇・後三条天皇―天皇でも臨終正念は必須;藤原頼宗・源顕基・大江音人―公卿三人、天台僧の指導によって;遍照―天狗が語った高僧の往生 ほか)
3 拾遺往生伝・後拾遺往生伝(最澄―山家の大師、遺戒を定めて;相応―回峯行の創始者、不動明王に導かれ;永観―東大寺別当、民衆とともに称名念仏の中で ほか)
付録 楞厳院二十五三昧過去帳
「オムカエ」……。「アノ世からのオムカエ」などという言い方をします。多くの人はそれが「極楽からのお迎え」を意味することを知っています。阿弥陀仏が菩薩と共にやって来て臨終の人を迎え取り、極楽へ連れ帰る場面を思いうかべることのできる人も少なくないと思います。それは平安時代の貴族社会に定着した信仰に基づく情景です。「お迎え」という言葉は、その意味のままに現代にまで受け継がれているのです。(「はじめに」より)
※ ※ ※
命終ときに、阿弥陀仏が迎えに来なければ、極楽に往生できない――
平安時代の貴族社会に芽生え、やがて社会全体に広がった「お迎え」の信仰の実態をうかがい、その光と闇に迫る。
平安時代に著された「往生伝」のなかから、慶滋保胤『日本往生極楽記』(全)、大江匡房『続本朝往生伝』(部分)、三善為康『拾遺往生伝』『後拾遺往生伝』(部分)、さらに『楞厳院二十五三昧過去帳』(全)を現代語訳し、エピソードのそれぞれに解説を付す。