- 高機能性金属錯体が拓く触媒科学
-
革新的分子変換反応の創出をめざして
CSJカレントレビュー 37
- 価格
- 4,620円(本体4,200円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784759813975
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[BOOKデータベースより]
1 基礎概念と研究現場(フロントランナーに聞く(座談会);高機能性金属錯体を知るための基礎;有機金属化学の歴史と将来展望)
[日販商品データベースより]2 研究最前線(ピンサー型錯体を用いる有機合成反応の新展開;遷移金属錯体による触媒的アンモニア生成反応の開発;高機能性金属錯体によるカルボン酸の水素化 ほか)
3 役に立つ情報・データ(この分野を発展させた革新論文;覚えておきたい関連最重要用語;知っておくと便利!関連情報)
新反応開発においては,新しい金属錯体触媒の創製が鍵を握っており,現在に至るまで多種多様な金属錯体が合成反応に利用されてきた.また,現在工業的にも利用されている汎用的な錯体触媒は,そもそもの研究の端緒は独創的な配位子の設計であるものが多く,それが発展・展開して実用化へと至ったものである.こうした観点から,省エネルギー,資源の有効利用等の要求に応えうる,次世代の物質合成を支える分子変換を実現するためには,新しい配位子設計に基づく独創的な機能性金属錯体を創製することが鍵を握るものと考えられる.本書では,現在最先端で新しい高機能性金属錯体の創製に基づいて,独創的な触媒反応開発を目指して研究を行っている我が国の研究者の成果をまとめて系統的に紹介する.