- 占領と引揚げの肖像BEPPU
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1945〜1956
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- 四六判
- ISBN
- 9784863292031
[BOOKデータベースより]
占領軍と引揚げ者がひしめいたモダン都市BEPPUの相貌―別府がBEPPUであった頃―日本戦後史の空白を、地域の戦後史に語らせる。そこから「個々の住民が体験した戦後」が初めて浮かび上がる。日本の地方都市にとって敗戦後とは何だったのか。
第1章 戦後史へのアプローチ
第2章 モダニズム都市・別府
第3章 占領都市「BEPPU」
第4章 朝鮮戦争とBEPPU
第5章 戦災孤児・混血児の別府
第6章 「煉獄」の引揚げ者
第7章 阿南綾の戦後
第8章 「新生」の別府女性史
占領軍と引揚げ者がひしめいたモダン都市BEPPUの相貌――別府がBEPPUであった頃
◆ 日本戦後史の空白を埋めるのは各地方に遺された戦後史である。東京中心の戦後史では、個々の住民が体験した戦後が見えてこない。
◆ 本書では、敗戦当時、陸海軍の保養所があった泉都・別府を中心に戦後史を再発掘した。
◆ 地域戦後史を東アジアの視野から再検証。
◆ 日本戦後史の空白が朝鮮戦争期(1950−1953)にあることを指摘。
◆ 地域戦後史を東アジアの視野から再検証。