- 慈愛による差別 新装増補版
-
象徴天皇制・教育勅語・パラリンピック
教科書に書かれなかった戦争 PART 70
- 価格
- 2,420円(本体2,200円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784816620034
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 俺たちの昭和後期
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2025年04月発売】
- 戦争は教室から始まる 増補版
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2020年07月発売】
- 戦前日本の「戦争論」
-
価格:957円(本体870円+税)
【2019年12月発売】
- 内海忠司日記 1940ー1945
-
価格:13,200円(本体12,000円+税)
【2014年02月発売】
- 内海忠司日記
-
価格:13,860円(本体12,600円+税)
【2012年02月発売】
[BOOKデータベースより]
序章 軍国少女はつくられた
[日販商品データベースより]第1章 教科書に見る天皇・障害者
第2章 分に応じる障害者・分を越える障害者
第3章 障害者を排除し続ける学校
第4章 「健康」もスポーツも人間のものでなくなった
第5章 「巡幸」にあやかる人・犠牲になる人
増補
北村小夜(95歳)さんは今、日本の現状に強い危惧を抱いている。身体も心も国に取り込まれてしまったのではないか!
東日本大震災と五輪誘致で「みんな化」が進み、日本中に同調圧力と忖度が拡がっている。象徴天皇制化の天皇の「巡行」のなかでなされる「慈愛」による差別、今も教育勅語から抜けられない日本人、健常者を奨励し傷害者を差別するパラリンピック。
※本書の底本は、1991年軌跡社から刊行された『慈愛による差別ー障害者は天皇制を見限り始めた』。このたび増補リメイクし新装増補版として復刊!
北村小夜さんは、現在94歳、1925年治安維持法の年に生まれた。
天皇のために死んで靖国に祀られるため看護婦の道を選び、敗戦は満州で迎え、めぐり合わせで八路軍と行動を共にした。その1年の間に、自分の考えは間違っていたと気付く。
日本に帰国後は、教師になり特殊学級の担任をし、さまざまな体験の中で、発言し行動している。子どもを分けてはいけないことに気づき、共にまなぶ地域の学校づくりを目指してきた。