- 国富論 上
-
講談社学術文庫 2562
An Inquiry into the Nature and Causes of the Wealth of Nations- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784065190944
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[BOOKデータベースより]
序と構想
[日販商品データベースより]第一編 労働の生産力が改善される原因、および労働の生産物がさまざまな階級の人々に自然に分配される秩序について
第二編 元本の性質、蓄積および利用について
第三編 さまざまな国民における富裕の進展の相違について
第四編 政治経済学の体系について
『国富論』1776年に出版されたアダム・スミスの『道徳感情論』(講談社学術文庫)とならぶ主要二大著作のひとつです。近代経済学の嚆矢とされ、社会思想史上の最重要古典でもあります。『国富論』の取り扱う主題は、多岐にわたり、
分業の役割、
貨幣の特徴、
労働と利子についての考察、
国家間貿易の意味、
国家社会の発展段階とその特徴、
分業と製造業の発展の関係、
国家における軍隊の維持、
道路、港湾、運河などのインフラストラクチャーの整備と維持、
税金の種類と意味、
会社による独占の問題、
重商主義と重農主義の検討、
公債についての考え方、
などなどです。
かつては、市場という「神の見えざる手」に委ね「レッセフェール(自由放任主義)」で、経済は自然と最善へと向かうと主張した書物と受け取られてきました。
しかしそのような読み方は単純にすぎます。
昨今の研究ではスミス『道徳感情論』とあわせて読むことで、真に国家が豊かになることの哲学を探究しています。
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