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[BOOKデータベースより]
日本は、平成の三〇年間を、どのように生きたのか?一九八八年に一六%だった日本の世界GDPシェアは、二〇一八年には六%まで落ち込んだ。農村から人口を切り離して大都市に集中させた「工業生産力モデル」は、八〇年代末を頂点に成功を収めたが、地域は疲弊し、食糧自給率は激減。株価は八九年にピークアウトし、デジタル経済への構造転換に対応できないまま、勃興するアジアへの焦燥感が歪んだナショナリズムを呼び寄せている。戦後日本を再考し、転換期の世界を生き抜く「全体知」を探る。内田樹氏との対談「心身を研ぎ澄まし、重心を下げて危機に向き合う」を収録。
第1章 平成の晩鐘が耳に残るうちに―体験的総括と冷静なる希望
[日販商品データベースより]第2章 世界の構造変化への視座(中国の強大化・強権化を正視する日本の覚悟;一九六八年再考―トランプも「一九六八野郎」だった;二〇一八年秋の不吉な予感―臨界点に迫るリスクと日本の劣化 ほか)
第3章 現代日本の宗教への視座(江戸期の仏教への再考察;本居宣長とやまとごころ;明治近代化と日本人の精神 ほか)
第4章 令和の暁鐘が問いかけるもの(外なる課題への視座;日本の内なる再生への基軸)
対談 内田樹×寺島実郎―心身を研ぎ澄まし、重心を下げて危機に向き合う
日本は平成をどのように生きたのか? 勃興するアジア経済を横目に、三〇年前一六%だった日本の世界GDPシェアは今や六%まで落ち込んだ。食と農を切り捨てた「工業生産力モデル」の成功はデジタル経済への構造転換の足かせとなっている。戦後日本を再考し、転換期の世界の中で日本の未来を拓く「全体知」を探る。同時代人、内田樹氏との対談を収録。