- 未完の聖地
-
景福宮宮域再編事業の100年
プリミエ・コレクション 106
- 価格
- 3,960円(本体3,600円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814002634
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景福宮宮域再編事業の100年
プリミエ・コレクション 106
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[BOOKデータベースより]
朝鮮王朝の宮城であった景福宮は、民族の“聖域”である。しかし総督府は、それを旧権力の遺物として扱い、植民地支配の象徴として再編しようとした。だがその風致に注目した京城市民達は、景観の保全を求める。解放後、軍事政権は、今度は新権力の象徴として整備を進めたが、民主化とともに民族精神の象徴すなわち“新たな聖域”と見做されるようになる。王朝の府の数奇な運命を、資料と図面から解き明かす。
第1章 韓国併合と景福宮―近代日本の歴史的建造物・文化財概念と「聖地」の処遇‐朝鮮王朝末期から1920年代前半期まで
[日販商品データベースより]第2章 「京城都市構想図」と景福宮域再編計画案
第3章 1910年代前半期の景福宮域再編計画案の推移
第4章 1920年代前半期以降の景福宮域公園化計画および官邸・官舎建設計画の展開
第5章 1920年代中頃以降の宮城北エリアの変化
第6章 1920年代中頃以降の新庁舎エリアおよび博物館エリア―観光化とスポーツ利用
終論 「聖域の大衆化」と政治的統合の象徴としての再編
朝鮮王朝の宮城であった景福宮は,民族の<聖域>である。しかし総督府は,それを旧権力の遺物として扱い,植民地支配の象徴として再編しようとした。だがその風致に注目した京城市民達は,景観の保存を求める。解放後,軍事政権は,今度は新権力の象徴として整備を進めたが,民主化とともに民族精神の象徴すなわち<新たな聖域>と見做されるようになる。王朝の府の数奇な運命を,資料と図面から解き明かす。