- 浮島に生きる
-
アンデス先住民の移動と「近代」
プリミエ・コレクション 107
- 価格
- 5,280円(本体4,800円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784814002672
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[BOOKデータベースより]
浮動しながら、近代化から逃れ去る人びと―。ペルー・ティティカカ湖―水鏡を小舟で移動する先住民は、押し寄せる国家管理の圧力から浮島がつくる迷路のなかへ逃れ、したたかに逆利用する。その背中を追いつづけた著者が、浮動する生を描き出す。
序章
[日販商品データベースより]第1章 ペルー・アンデス先住民と研究者の出会い方
第2章 移動する先住民の土地権利主張―ティティカカ国立保護区との相克をめぐるアポリア
第3章 独自圏域としての湖水域―水上交通の再編と移動する浮島
第4章 浮島の観光化と交易活動の再編―貨幣の流れに注目して
第5章 引きずり出された先住民―浮島における身分証明書の普及と徴兵制
第6章 海岸地域への跳躍―新世代のライフヒストリーを中心に
第7章 貨幣の奔流を生きる―観光をめぐる現在
第8章 境界への囲い込みに抗う移動実践とその合流―自然資源利用に注目して
終章
ペルー・ティティカカ湖――水鏡を小舟で移動する先住民は、押し寄せる国家管理の圧力と近代化から、浮島がつくる迷路のなかへ逃れ、したたかに逆利用する。寄せては返す波のような生は、ネグリ/ハートのいう〈帝国〉に席捲される我々に別の風景を見せる。捉えようとすれば逃れる彼らの背中を追いつづけた著者が、浮動する生を描き出す