- おひとりさまの老後対策
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- 価格
- 902円(本体820円+税)
- 発行年月
- 2020年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784098253685
[BOOKデータベースより]
年金制度は「夫婦」「持ち家」が前提で設計されている。空き家売却には3000万円の特別控除を利用しよう。政府が勧める「繰り下げ受給」の落とし穴。賃貸生活者は地方に数百万の中古マンションを買おう。賢いダウンサイジングで「2000万円問題」もクリアできる。専業主婦の熟年離婚は貧困へまっしぐら…元国税調査官が「下流老人」にならないための裏ワザを伝授。
第1章 高齢単身者の超厳しい現実
第2章 とにかく所得と年金を増やせ!
第3章 単身者こそ相続対策を怠るな
第4章 終の棲家をどうしますか?
第5章 賢いダウンサイジングで生活防衛
第6章 生活保護は恥ずかしいことではない
高齢単身者の老後は夫婦世帯より厳しい!
生涯未婚率は年々上がり続け、2015年の国勢調査ではおおよそ男性の4人に1人、女性の7人に1人が生涯結婚することなく人生を終わる計算だ。2020年度の同調査ではさらに上回ることが確実視されている。所得減や非正規雇用といった経済的要因が主な原因とされているが、「おひとりさま」となるのは彼ら彼女らだけではない。離別、死別などで独身者になる人たちも含まれる。
つまり、夫婦同時に死ぬことがない限り、子どもがいない場合、いても同居していない場合は誰もが高齢単身者となるのだ。
しかし、日本の年金制度は夫婦単位で設計されており、しかも持ち家が前提だ。さらに2019年に物議を醸した「老後2000万円不足問題」では、老後重要となってくる介護費やリフォーム代といった項目がすっぽりと抜け落ちている。つまり、ぼんやりしていたら2000万円では足りないというわけだ。高齢単身者は恵まれた一部を除き、困窮する運命にある。実際、生活保護受給者の過半数が65歳以上の高齢世帯で、そのうちの9割以上が高齢単身者なのだ。
元国税調査官が悲惨な老後にならないための「裏ワザ」をあらゆる角度から伝授する。
【編集担当からのおすすめ情報】
あらゆる角度から見て、「おひとりさま」の老後は、大手企業に勤務して企業年金が完備するなどごく恵まれている人を除くと、夫婦世帯に比べてかなり苦しいことがわかりました。2019年に話題となった「老後2000万円不足問題」でも住居費はわずか1万3625円。持ち家がなければ、かなり厳しい老後が待ち受けます。そんな不安を解消するための処方箋を著者が教えてくれます。
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