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[BOOKデータベースより]
弁証法から脱構築へ、デリダ思想の展開を論じる新たな視座。五〇年代から七〇年代前半におけるデリダの思想展開を検討することで、「戦争」という概念が主題化されていった過程を明らかにする。
第1部 現象学、弁証法、存在論(時間と自我―初期デリダの「時間性の存在論」について;理念の歴史―カヴァイエスのフッサール批判に対するデリダの応答について;失敗、誤謬、誤解―デリダのフッサール「歴史の目的論」解釈)
[日販商品データベースより]第2部 弁証法から差延へ(弁証法の行方―デリダのアルトー論における「再現前化」と「悲劇」;彷徨、争い、差異―デリダのハイデガー解釈;差延の思考―デリダにおける「遊戯」と「解読」について)
1950年代から70年代前半にいたる著作、論文において、デリダが一貫して取り組んでいた問題とはいかなるものであったか。弁証法的軋轢、悲劇、彷徨、解読、遊戯、そして戦争──参照軸や用語法をそのつど変えながらも、理解がさらなる理解の余地を生み、謎への応答がさらなる謎を引き起こすような解釈の経験を論じ、差延の概念を練り上げていった前期デリダの思想的展開を緻密に分析する。