- 大動脈瘤と大動脈解離がよくわかる本
-
- 価格
- 1,540円(本体1,400円+税)
- 発行年月
- 2020年03月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784065190289
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[BOOKデータベースより]
手術はいつすべき?ベストな治療法は?薬だけでは完治せず、破裂すれば命にかかわる。危険な病気の基礎知識から、最新の治療法まで、ひと目でわかるイラスト図解。
第1章 太い血管にこぶができる「大動脈瘤」(大動脈瘤とは―体の最も太い血管にこぶができる;見つかり方―症状がないので、多くは健診で偶然見つかる ほか)
[日販商品データベースより]第2章 太い血管が裂ける「大動脈解離」(大動脈解離とは―大動脈が突然裂ける病気。こぶの原因の一つ;原因―動脈硬化、特に高血圧の影響が強い ほか)
第3章 薬と生活の工夫で進行を防ぐ(手術か薬か―五〜六センチ未満のこぶは薬で様子を見る;定期的な受診―放置は厳禁。こぶのチェックは欠かせない ほか)
第4章 破裂する前に手術で根本治療を(手術の選び方―一回の大きな手術か複数回の小さな手術か;手術前の準備―入念な検査を受けて十分な準備を ほか)
【内容紹介】
大動脈瘤や大動脈解離は、高齢化にともない年々増加しています。
大動脈は心臓から出て胸部、腹部にいたる、からだの中心を走る最も太い血管です。その太い血管で動脈硬化が進むと、血管壁の弾力性が低下し、さまざまな異常が起こりやすくなります。もろくなった血管壁に高血圧などの要因が加わり、血管がこぶのようにふくらんだ状態になるのが「大動脈瘤」。そして血管壁の一部に亀裂が入り、剥離を起こした状態が「大動脈解離」です。
どちらも危険な病気ですが、大出血を起こすまでは目立つ自覚症状がないため、なかなか気づきません。検診で偶然見つかり、「もし破裂したら……」とうつになる人も多くいます。本書では危険な病気の基礎知識から最新治療までわかりやすくイラストを使って解説、不安を解消する一冊です。
【監修者紹介】
大木隆生(おおき・たかお)
東京慈恵会医科大学外科学講座統括責任者、血管外科教授。1962年生まれ。東京慈恵会医科大学医学部卒業。同大附属病院、米国アルバート・アインシュタイン医科大学モンテフィオーレ病院血管外科部長及び同大血管外科学教授を経て、現職。専門は血管外科、特に大動脈瘤、閉塞性動脈硬化症。日本外科学会理事、日本心臓血管外科学会理事、日本血管内治療学会理事長などを務める。日本心臓血管外科学会他『大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン(2011年改訂版、2020年改訂版)』作成に携わる。Best Doctors in NY、『Newsweek 日本版』の「米国で認められた日本人10人」「世界が尊敬する日本人100人」、『文藝春秋』の「日本の顔」などに選ばれた経歴と多数の特許を有する外科医。高知県観光特使。著書に『医療再生 日本とアメリカの現場から』(集英社新書)。
【主なポイント】
巻頭 Dr.に聞く 大動脈瘤・大動脈解離のQ&A
1 血管にこぶができる大動脈瘤大動脈瘤とは/見つけ方/原因/見つかったら/タイプ/治療の目的/治療の決まり方
2 血管が裂ける大動脈解離大動脈解離とは/原因/見つかり方/症状が似た病気/同時に起こりやすい病気/検査と診断/タイプ/治療の目的/治療の決まり方/入院スケジュール/退院したら
3 薬と生活の工夫で進行を防ぐ
手術か薬か/定期的な受診/薬での治療/日常生活の工夫/精神的ストレス/破裂の前兆
4 手術で破裂を防ぎ根本治療を
手術の方法/選び方/人工血管置換術/ステントグラフト治療/入院スケジュール/術後
の定期健診/手術後の生活/再発したら