[BOOKデータベースより]
文系脳から簿記脳へ!数字アレルギーの君たちに捧ぐ簿記の超入門書!
第1章 簿記ってなに?(初めての簿記;簿記の目的 ほか)
第2章 記録の方法(取引を記録する;仕訳 ほか)
第3章 仕訳と勘定科目(勘定科目の学習;商業簿記 ほか)
第4章 決算の手続(決算とは何か;期末商品の棚卸 ほか)
第5章 帳簿の締切(帳簿の締切;精算表 ほか)
■簿記は経理の世界の共通言語
簿記の学習はこれまで経験したことのない
まったく新しい分野の勉強をします。
ですが、この簿記というのは
難しいことを学習するというわけではありません。
単純明快な方法で会社で発生した商品売買や給料の支払いなどを
独特な方法で記録することを勉強します。
この方法は14世紀から世界各地で行われており、
経理の業界では共通言語と考えることができます。
本書の学習でこの簿記に必要な基礎知識を習得することができます。
■右側と左側による取引処理の分類整理
簿記による会社取引の記帳は複式簿記と呼ばれる方法で、
右側と左側に分類集計することにより行います。
この方法は極めて基本的な原理により行われており、
初心者でも簡単にこれを理解することができます。
本書では、まずこの基本原理を冒頭で分かり易く説明して、
取引の右側と左側の分類が容易にできるように構成されています。
■儲けや財産の計算
取引記録の分類や整理をきちんと行えば、
最終的には会社の儲けや財産の状況を把握することができます。
簿記の究極的な目的は、会社の儲けや財産の状況を把握することであり、
これにより税金の計算をしたり、
儲けの金額を公表することで会社の信用を高めることにあります。
これらの内容についても税理士試験の基本科目である簿記として、
その内容が理解ができるように説明をしています。