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[BOOKデータベースより]
東西哲学の習合と止揚に時代の中で苦闘した西田哲学の不朽の全貌。
序章 いま、なぜ、西田幾多郎か
[日販商品データベースより]第1章 学問は“life”のためなり
第2章 『善の研究』を読む
第3章 「場所」の論理と人文学的立場
第4章 『日本文化の問題』をめぐって
第5章 歴史と生命
生誕150周年記念出版。
東西哲学の習合と止揚に時代の中で苦闘した西田哲学の不朽の全貌。
西田幾多郎は、日本近現代を代表する哲学者と目されてきた。その理由は、東洋の思惟に立ち、二〇世紀の西洋哲学に比肩しうる独自の体系的な思索を展開したからである。人文社会科学、自然科学の諸学を統合する総合的な学の論理体系を築いた哲学者も、西田幾多郎よりほかにいない。…西田がその哲学を歴史に開いたとき、無限の自由を求めてやまない人間の存在は、制約を与えてくる歴史と絶えず葛藤し、跳ね返すものでなければならないという考えに立っていた。…西田が問いつづけた問題群は、今日のわれわれに一層深刻化して突き付けられているともいえる。――「はじめに」より