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[BOOKデータベースより]
地政学は国家と領土に関する分野として20世紀初頭にスウェーデンで成立し、1920年代にドイツから日本に導入された。日本では戦時体制下で時局迎合的な運動として展開し、敗戦後は侵略戦争を支えた悪しきイデオロギーとしてタブー視されたため、これまであまり研究が進められてこなかった。本書は、欧米における研究動向をふまえつつ、地政学の起源から日本での受容、戦時中の地政学ブーム、戦後の反省と地政学批判、1980年代以降の新たな展開等、地政学の変遷を、当時の国家体制、経済・社会情勢と関連づけて考察する。
序章
[日販商品データベースより]第1章 地政学の成立と展開(地政学の成立とその背景;戦間期ドイツにおける地政学の展開;英米系地政学の特徴)
第2章 日本における地政学の受容(一九二〇年代の地理学における地政学の受容;政治学・法学における地政学の受容;その後の地政学の展開と地政学批判)
第3章 戦時期における地政学の展開(地政学興隆の背景;戦時下日本における国土計画と地政学;日本地政学協会と機関誌『地政学』―地理教師による下からの地政学運動;「ジャーナリズムの寵児」となった地政学)
第4章 戦後における地政学の停滞と地政学批判(敗戦直後の「反省」と地政学批判;日本政治地理学会の設立と政治地理学(地政学)の一時的復活;高度経済成長期における地政学批判;地政学批判の本格的開始;地政学ブームの到来と地政学批判)
第5章 地政学の新たな展開と日本の例外主義(英米における地政学の復活;欧米における批判地政学の展開;欧米地政学の最近の展開と日本における例外主義)
終章
地政学は国家と領土に関する分野として20世紀初頭に成立した。本書は日本における地政学の受容とその後の展開を考察するものである。地政学は1920年代にドイツから日本に導入された。1930年代後半以降になると、エリート官僚・軍人・学者らによって、日本の生活圏・影響圏を説明する枠組として注目され、戦時体制下において地政学ブームが到来した。しかし、敗戦後は侵略戦争を支えた悪しきイデオロギーとしてタブー視された。本書では、戦後における反省と地政学批判、さらには1980年代以降の新たな展開についても考察した。