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[BOOKデータベースより]
第1章 疑問文・疑問表現研究史
[日販商品データベースより]第2章 疑問文の分類
第3章 ノ有り疑問文の構造
第4章 ノ無し疑問文と代弁的質問
第5章 Wh疑問文における「ノ」の有無
第6章 シヨウカ疑問文の異質性
第7章 シヨウカ疑問文の近代語性
附章 疑問文と終助詞
本書は、日本語疑問文の典型的な姿である質問文を対象に、いくつかの文型の文法的な構造を明らかにし、文法構造がどのように疑問文の内容面と言語行為面をむすびつけているかを論じることを目的とする。また、本書の記述や分析を通して、統語的な観点で規定することのできない現代日本語の疑問文をどのように規定すべきかという問題について、日本語の実態に即した提案を行うことを目指す。その際、これまで現代日本語の文法論であまり意識されることのなかった「文の意味とも機能とも言いがたい、一種のニュアンスのような話し手の物腰」と「現代より古い時代の疑問文の様相を確認する史的観点」の2点について、必要に応じて言及しつつ進める。