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[BOOKデータベースより]
現在、朝鮮半島にある二つの国家は、全く違う政治体制であるにもかかわらず、政治と交差する人間関係や社会のあり方がなお儒教的特徴を持っているとされる。これはとりもなおさず、政治文化というものが長期持続的なものであることを示している。本書は、近代移行期を中心に、朝鮮の儒教的政治文化がいかなるものであり、それがどのように民衆世界に浸透しつつ民衆運動のあり方を規定したのか、を解き明かす。また、東アジアにおいて儒教化が遅れた日本との比較も行い、安丸民衆史への再検討も行っていく。
序章 政治文化と民衆運動
[日販商品データベースより]第1章 朝鮮王朝の理想と現実―儒教的民本主義の国家と民衆
第2章 壬戌民乱から甲午農民戦争へ―一君万民思想と民衆
第3章 大韓帝国の成立と民衆―一君万民国家の誕生
第4章 日露戦争と朝鮮―未知の政治文化との戦い
第5章 武断政治と民衆―沈黙する民衆
第6章 食生活の変容―「民は食を以て天となす」に非ずや?
第7章 朝鮮の米騒動―静かな民衆
第8章 三・一運動の政治文化―祝祭から暴力へ
第9章 万歳運動の諸相―歓喜と恐怖の間
終章 儒教的政治文化の比較史的位相
付編 通俗道徳と暴力―比較史的見地から
現在、朝鮮半島にある二つの国家は、全く違う政治体制であるにもかかわらず、政治と交差する人間関係や社会のあり方がなお儒教的特徴を持っているとされる。これはとりもなおさず、政治文化というものが長期持続的なものであることを示している。本書は、近代移行期を中心に、朝鮮の儒教的政治文化がいかなるものであり、それがどのように民衆世界に浸透しつつ民衆運動のあり方を規定したのか、を解き明かす。また、東アジアにおいて儒教化が遅れた日本との比較も行い、安丸民衆史への再検討も行っていく。